商工貯蓄共済制度
この制度は「貯蓄」「融資」「保障」の3つの特色を組み合わせた商工会会員のための共済制度です。
【確実な自己資金の充実で、健全経営に役立ちます】
毎月の掛金は、その大部分が定期預金扱いの貯蓄積立金となります。掛金は、月々の集金または口座振替ですので、知らず知らずのうちに自己資金が蓄積され、健全経営への道がひらかれます。
【低利な借入れをあっせんします】
加入者の皆さんの積立金が集まって大きな信用を生み、低利な融資となって、事業促進のために利用できます。
【有利で大きな保障が得られ、生活の安定に役立ちます】
集団扱勤労保険により、非常に安い保険料で大きな保障が得られ、生活の安定につながります。また万一の場合、保険金とそれまで積み立てた積立金も一緒に支給されます。
1.加入できる人【加入者=積み立てをする人】
商工会の会員・家族・従業員
2.生命保険の対象となる人
商工会の会員・家族・従業員で5歳7ヶ月から65歳6ヶ月(基本型70歳6ヶ月)までの健康な方
3.貯蓄積立金及び利息
貯蓄積立金は、年間掛金から保険料・事務経費を控除した額を、金融機関の1年定期預金扱いで複利計算します。
4.貯蓄積立金の返戻
- 満期時
- 満期時には、10年または5年間の貯蓄積立金元合計をお返しします。
- 中途解約時
- 中途で解約される場合は、掛金のうちから保険料と経費が差し引かれ、その残りをお返しします。
しかし、解約されても保険契約は契約応用日から1年間有効です。
5.加入者配当金の返戻
満期の際、保険会社から加入者配当金が支払われます。
7.診断基準【保険金単位:万円】
保険契約額によって、次のような診査基準があります。危険職種などの場合は、最高加入限度額の制度を受けることがあります。
年齢/区分 | 告知書扱 | 面接士扱 | 審査医師扱 |
---|---|---|---|
6~29歳 | ~1,000以下 | 1,000~ 3,000以下 |
----- |
30~35歳 | ~800 | 800~ 3,000 |
----- |
36~39歳 | ~800 | 800~ 1,500 |
----- |
40~44歳 | ~600 | 600~ 1,500 |
1,500超~ |
45~46歳 | ~600 | 600~ 1,500 |
1,000~ |
47~49歳 | ~600 | 600~ 1,000 |
1,000~ |
50~54歳 | ~300 | ----- | 300~ |
55~65歳 | ~200 | ----- | 200~ |
66~70歳 | ~50 | ----- | 50~ |
8.保険料の支払い
保険料は年払いで、モデルによって異なり、男女年齢別になっています。また、加入後10年間(基本型は5年間)は変わりなく低料率です。
9.融資のあっせん
加入後6ヶ月を経過し、なおかつ毎月の掛金を正確に納入している方に借入の資格ができます。
共済の内容